引退試合を行った浅尾、野本はわかるがこのタイミングで工藤抹消。阪神との2戦で出番もなく、ケガという情報もない。ドライに考えれば勝利の必要性がなくなった今、彼が下がるのは十分理解できる。

若い外野手が上がってくるのかな?ファンとしては伊藤が楽しみかな。数少ない明るい未来を想像できる選手ではある。

現状、工藤選手は勝ちパターンで出てくる選手、もしくは勝ち越すために出る選手。負け試合が多かった今季、結果的にあまり活用できなかった印象が残る。ただこれは彼の責任ではない。

勝ち越す役割の選手達の頑張り不足、そして代走、守備固めという起用法にこだわる首脳陣の問題だろう。

ベテラン選手が元気で頼りがいがあることは首脳陣にとってありがたいとは思うが、首脳陣を甘やかせているだけで、将来の中日にとって良くない。思うことはベテランの域にいる工藤選手には試合以外の場面でチームを盛り上がる段階に来ている気もする。決して引退を勧めているわけではない。もちろん若い外野手に負けてられない!も大事。ただ一方で生き方やアピールが苦手な若者に、どうして自分が一軍に居続けられるかをハッキリ言葉で伝えることもチームにとって大事だと思う。

若い選手が出てこない理由として思い浮かぶのは①ドラフトの失敗、②若手野手の技術力、③選手起用の決めつけ、それに伴うモチベーションの低下④一軍が必要な人材がわからない、もしくはない⑤運、だろうか。

今季の中日は幸いケガ人もでず、開幕時からスタメンはほぼ変わっていない。どれだけスタメンを目指しても頑張ったところで起用する機会など皆無な一年だった。そんな中で2軍野手が目指すものは代打しかなく、2軍も低迷したまま終わった。全員が自分の打撃にこだわった結果なのかもしれない。

それを自分以外のせいにしても何も始まらない。ファンに起用されなくて可哀そうだなと言われたところで何も変わらない。

若手には生き残るために考える能力を、ベテランには自分だけでなくチームへの献身的な思いを期待したい。工藤選手から守備固めのポジションを奪います!くらいの言葉が言える若手選手と、喜んで技術を継承しつつも負けずに頑張る工藤選手が見たい。

中日は若手外野手を育てるチャンスが来ている。


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