ガッカリな試合を『惜しい試合』に変えた。これも今季の強みだろう。柳が6回途中で捉えられた。ここまで長い回を投げてきたが、球数が多かった。特に下位打線に粘られた2回が悔やまれる。

打線は良い得点の仕方をしながらも、少しづつ調子を落としている。これまでの打率の高さから不調に気づかない不安さはある。ヒットは出るが、チャンスに強かったアルモンテが大事な場面で抑えられる。彼の復調がキーになるのだが外国人枠の関係で扱いも微妙になってくる。

大事な場面での集中力、という意味では松井雅はいきなり良い働きを見せた。年俸を据え置きされた悔しさもあるだろう。対してガッカリだったのは福田。五十嵐相手ということで、決して相性も悪くなかったと思うが、あの場面『ボール球を見る』という意識が無かったように感じる。俺が打って決める、という思いが強すぎたのではないか。望み過ぎかもしれないが、あの場面が空気を変えたことは言うまでもない。打線全体的に技術や精神面ではなく、空気を読む勝負強さが欲しい。ここらへんは勝ちに慣れるしかないのだろう。

そして鈴木。まず先頭打者への四球はガッカリ。山田との勝負を避けた『満塁でもよい』という判断はそれ以上にガッカリだ。抑え投手として期待された人間が、あと何回山田と対戦すると思っているのか?抑え投手が避けて通る道などない、彼なのか捕手も含めてなのか、投手コーチ含めてなのかはわからないが、改めてもらいたい。バレンティンがいなくてラッキーなど考えてもらっては困る。

もしかして、松井雅効果じゃないよね。。。

これで五分。明日も負けたら対ヤクルトに2カード連続負け越しとなる。。。絶対に避けたい。今日のような『らしさ』を見せたうえで勝てればこの上ない。