本年もよろしくお願いします。

12月は記事一つとかなり手を抜いてしまったと思いつつ、静かにブログを更新します。

派手な補強が無かったオフ。本来はこんなものだろう。これまではゲレーロ内野手、大野捕手、松坂投手、昨季は首脳陣の交代と何かと話題があったが今年は劇的なものは無かったかな?とはいえ他球団も特別な補強もない、特にセリーグは。そもそも選手一人の力でチームの順位が変わると思っているほうが間違い。多少はあるかもしれないがそんな選手がドラゴンズに入る理由など全くない。

今季は悪い意味でチャンス、セリーグは突出したチームは無い。只いち野球ファンとしてはレベルが下がったことに残念な気持ちもある。全体の底上げさえ出来ればドラゴンズだって可能性はある。
個人的にも誰に活躍して欲しいという思いは無い。そう言いつつも2019年活躍した選手たちには昨季以上の結果は求めてしまうだろう。

元旦、与田監督の記事。毎度のことながら冷静にマイペースにチームを見ており、面白みがない反面納得は出来る。記事を見る限り簡単に優勝を口にしない。まず印象に残ったのは規定投球回達成投手を3人作りたかったというコメント、正直2人でも満足していたが言われる通り3人も揃ってBクラスは考えにくい。真の意味で3人達成できるか?もう一つは時代に逆行してもイニング跨ぎを求めるだ。理由は中継ぎの負担軽減、ここも同意できる。勝てないチームが勝利の方程式を求めるよりも余程意味がある。確かに2イニング投げて2イニング目で打たれる印象は強く、回跨ぎのせいになることが多い。ただ1イニング目が下位打線である場合ならば、次は必ず主力に回る可能性もあるし、そうでなくとも相手だって準備できる。避けられない道。

野手は大事な場面で打てる打者が必要とのこと。そんな中アルモンテが間に合うことが大きい。アルモンテと福田が両立できればとは思うが、今のドラゴンズで安定した力を残せるのは大島、ビシエドのみ。それを認めつつ起用するしかない。他の選手は休みつつ結果を残すしかない。

さて今季はどのような戦いを望むか?個人的には2019年を凌ぐ守る野球を追及して欲しい。ホームランテラス案や、新外国人到来ではなく。投手力アップ、更なる強固な守備、今より少しチャンスに強くなる。その理想形は2010年、2011年の姿だろう。

ふと年末にあった戦力外通告の番組で思い出す。森福が対峙したドラゴンズが理想、というよりも現実的に思える。