スコアは0-0、野手が打てなかったというよりも『こういう試合だった』と納得したい。互いの投手が好投したからこその試合展開だ。

梅津は素晴らしかった。9回作戦上、村上を避けたのは個人的には引っかかったが、まぁそこは語るところではないのだろう。分かってても打てない球を持っている。今日は本当に調子が良かった10回完封。3カード連続で先発投手が結果を出した。いい流れだ!

スタメンは岡林が一番スタメン、井領が5番へ移動。他は変わらず、スタメンは一番守備力もあるという、悩ましい状況ではある。

その岡林はチャンスを広げるヒット。あの場面でアンダースロー投手からライト前に打てるっていいね。結果、牽制死となってしまったがドンマイだ。強いて苦言を言えば、審判の方々が誤審しないよう、真面目過ぎるくらい頭から帰っても良かっただろう。人が行う行為、微妙な判定はどっちに転んでもおかしくない。審判にはプライドも威厳もある、これも当たり前。余程のことがない限り判定は変わらない。ただ、プロの妙を覚えたということでプラスになるだろう。

梅津の好投だけでなく、守備が盛り立てる。というか京田の守備が目立ちまくりだ。一人異次元で活躍。昨日も打撃を引きずらない点を荒木コーチが褒めていた。選手会長にもなり、名実ともに必要な選手になっている。いいヒットも出た。

ただ最後の打席は守備が良すぎるが故、代打を出されない価値が生まれてしまった。これは次の守備機会有無関係なく生まれた。逆算で京田ではなく、井領にアリエル・マルティネスを出そう、となった。

あの場面の井領は結構いい働きするんだけどなー、まぁ仕方がない。首脳陣の事情を酌みたい。

8回裏の梅津にも代打を送らず。気持ちは分かる。中継ぎより梅津が信用できるし、代打よりも梅津のほうが打ってくれそうだってのもあるけど。

まぁ今日はこういう試合で良かったのではないだろうか。勝てなかったのは残念だが、大島の犠打指示以外は特にコメントもない、福田も代打で良い長打が出たし。


一番上がって欲しいポジション『先発投手』が結果を出してきた。チームは上向きではある。少しづつ結果を残すことで優勝を狙えるチーム作りを本気で目指してもらいたい。