ヤリエルロドリゲス初先発。巨人は初物に弱いという言葉を体現し、7回途中までノーヒットの投球を見せる。点を失い、同点のランナーを出したところで交代、試合は中継ぎが引き分けで食い止める。

巨人はどう考えても調子が悪く、逆にドラゴンズはいつも通り、それで引き分けなのは寂しい。むしろビシエドにヒットが出ただけでも、上出来と言える。白いアンダーシャツを着たり、いつもなら入りそうな当たりも全然届かないなど不安はある。得点は初回に阿部のホームランのみ。今日も爆発するか?と思ったが、チャンスは作れどあと一本が出なかった。うーん、やっぱ捕手加藤の打撃は苦しい。数字には現れないレベル差がある。

ただ加藤が巧くリードしたと評価されれば来週もこのコンビになるのだろう。打に魅力のある二人の捕手と比較し投手以下の打撃、正直辛い。現在のドラゴンズは捕手が打てるポジションになっている。優勝するチームを目指すと言い聞かせ、決断して欲しいけどな。気付けば大野だって木下に適用している。

と思っている最中、一発期待の代打として使われアリエルは負傷交代。どんな怪我なのか。長期化すれば打線はさらに弱くなるな。。。


結局この3連戦、一度も勝てなかったのはジャイアンツ。ただ野手、投手ともに未来への希望を見出せたのもジャイアンツだったと思う。ドラゴンズは何か残せたか?つい目先の勝利に捉われてなかったか。ヤリエルが出てきたのも結局梅津の不可抗力、なんでも出来るジャイアンツは強い、そう思える展開だった。

各選手のモチベーションの上げ方は何か?明日の試合、遠藤は、三ツ俣は、武田は、そして根尾は自分がスタメンになるかもしれないとワクワクし、モチベーションを高めて試合に当たれるか?答えはノーだ。原監督は競争意識だけでなく、戦う準備を常にするためリスクを取ってでも選手に機会を与えている。

負けているから出来ない、なんて貧相な考えをしていては負ける。相手の試合から学ぶことはいくらでもあるだろう。

さて明日は小笠原、先発陣に頼れる選手が帰ってきたと思える投球をして欲しい。楽しみにしている。