珍しく力で押し通す。打撃上等で明日以降も期待したい。

決して隙を見せなかったわけではないが、結果を残して欲しい選手がほぼ全員結果を出しお祭り騒ぎの試合になる。

初回に試合を決めて欲しい展開だったが2点に終わる。2回も福田が大好物を見逃さないバッティングで突き放すが、裏にはウッカリなのか併殺を取れず傷口拡大。振り出しに戻ってもおかしくなかったがヤクルトの拙攻もあり乗り切る。結局ピッチャー小笠原はこの回の失点のみ。このバッテリーが早くも実現するとは思わなかったが無事に今季初勝利を手にする。まだまだ良くなるはず、来週もチャンスはもらえるだろう。

中継ぎ陣は勝ちパターンを投入、マクガフに負けじと抑えた3投手も立派だ。トラウマも多い神宮で流れを渡さなかった。いい仕事したよ。

野手は13安打3ホーマー。四球も5つと展開としては8点以上とってもおかしくなかった。大島の1500安打を筆頭にビシエド4安打、ホームランはらしい福田に、大事な場面の阿部、長打が少なく気になっていたアルモンテ、ヒットはなくても守備で貢献する京田、リードする郡司と全員貢献する。周平はトピックスが思い浮かばなかったが今日も変わらず安定感を見せた。

相手がどうだとかケチなことは言わず、こういう試合をたまには見せてもらいたい。そして素直に楽しみたい、という感想だ。

日が沈んでも、なかなか温度が下がらない神宮。蒸し暑い試合が続くだろうが好調を維持し、相乗効果で打線は上がっていって欲しい。

ヒーローインタビューの大島は1500で終わるつもりはないと話していた。これからの活躍を期待しつつも、若手は「なめるな!ベテラン」という気持ちを忘れず、一つでも勝てる要素をアピールしてもらいたい。勿論すごい、だけど年長者の守るポジションじゃない。