先発柳、立ち上がりが好調だった分、死球キッカケで失点したのは悔やまれる。特にサンズに打たれたボールは失投なのか、意図がなかった。それでも3点で抑えれば良かったが追加点を奪われた。柳ならなんとかして欲しかったな。

野手は初回から良い攻めが出来た。ただ牽制アウトで流れを呼び込めなかった。走力に難のある周平が聖域なのは京田以上に気になる。

ただ負け方が酷いとはいえ悲観しすぎないことが大事。先発投手が踏ん張れば勝てた、そう言い聞かすしかない。

好調と思われたチームは内容も結果も圧倒される。借金1の状況を起点と考えチームが一気に下降したと錯覚してしまうが、冷静に考えればチームに大きな変化などない。福田が抹消されたとはいえ好調時との比較は先発投手の出来だけだ。明日からは勝つかもしれないし負けるかもしれない。ここは何も変わらない、実質的に何も変わってないのだ。だから連勝が起きるかもしれないし、まだ連敗が続くかもしれない。これが中身のない好調の実態だ。

必要なのは自信の持てる戦いを選び勝ち続けること。多くの選手を、チーム全体を引き上げる采配が必要。ここに気付くか?そして出来るか?ケガ人がいないと出来ないようじゃ二流。結局、終身雇用じゃない首脳陣にどれだけドラゴンズと心中する覚悟があるかに尽きる、期待するのはプライドとチーム愛のみ。

悔しい。悔しいのは結果だけじゃない。ドラゴンズは根尾の初ヒットなど若手育成に相当苦労した。なのに簡単にタイガースの若手にはキッカケを与える。あらゆる球団にお得意様にされているが悔しさが残っていれば上がっていけるはず。

チームは守りに入るタイミングを間違えた。調子が良い時こそ挑戦すべき、勝利の価値がある時にこそ真の力がつく。今こそ若手を起用すべきだった。守備固めとか勝ちパターンとかは二の次、今ならまだ間に合う。

半分の60試合が終わり借金4、明日以降勝率6割なら可能性はある。一時期の状況に比べれば諦めるには早い。巨人戦に挑むメンバーを見てファンを安心させて欲しい。