このカード勝ち越す。2戦ともギリギリの胃の痛くなる勝利、勝った気がしないがドラゴンズらしい勝利であり、今のチームにとって一番最前の勝ち方だ。

初回ラッキーなヒットではあったが、もっと打って欲しかったかな。贅沢かもしれないが一つでも多くつなぐことで打順を何回も回すことができる。今のチームの代打は投手にしかでないので多く打席が回れば代打のチャンスも増える。ドラゴンズこそ8番投手、9番京田にすれば良いと思うが叩かれそうだからやらないのかな。

平田にもホームラン、久しぶりに大きな一発。こういう長打が打てるんだよな、数字はなかなか上がらないが少しづつ状態は上がっている。

吉見も期待以上のピッチング、最後は恐怖のあまり又吉に交代。ベテランの吉見に対し「ここを逃げず勝負してほしい」はない。つい5回持たなかったことがイマイチにも思えるが4イニング以上を、一度も勝ち越しを許さなかったことは大きい。来週出番はないと思うが隔週で苦しい場面の登板を期待したい。

中スポの記事だったか、チームは全ての分野で数字が少なく、「四球を多く取れ」という記事があった。間違ってはないのだが「じゃあどうするのか?」となる。一つ思うのは四球は本当に打者が奪うもの、奪えるものなのか?だ。確かに流れによってはある。相手の投手が苦しんでいる場面、わざわざ助ける必要はない部分。そんな場面そうない。結局四球は打者が持つ威圧感や恐怖感で相手投手が与えてしまうものがほとんど、他球団と違い積極的にストライクボールで勝負されるドラゴンズにとってホームラン以上に難しいのではないかと思う。
 
自分たちは積極的に勝負されている。ここを理解し、じゃあどんな球でカウントを取りにきているのか、スコアラー任せにせず、相手投手や自分の攻められ方を研究し、確率の高いヤマを張ってほしい。

これが出来るのは平田と阿部。阿部がちょっと気になるが平田は今日の一発をキッカケに大胆に振ってほしい。

気がつけば今週2勝3敗1分。自社比でようやっとる。ただジャイアンツはさらに遠くに行った。負けの数より貯金の数が多く、勝率が「2/3」は快挙。5球団はあらゆる手を使わないと来季さらに苦労することになる。

もっと多くの選手が見たい、控え選手の成績が低すぎるとはいえ。シエラもそろそろ上げていいんじゃないかな。本当に取った意味がなくなる。