初回にあっさり1点取られた時点でラジオもテレビもやめてしまった。

別に何が悪いというわけでもない、強いて言えば首脳陣や選手よりも簡単に投げ出す私の力のなさ。特別ドラゴンズに裏切られたわけでもない、予想通りの展開。

時間は大事。チームにとってもそうだが、我々ファンも同じ。優先順位は明らかに変わっている。ただでさえ無駄と思える時間、わざわざストレスを溜める行為、冷静にならざるをえない。だとしても今まで耐えられたのはなぜか?未来に期待が持てたからだ。残念ながら今は全く持てない、とても大切な時間には思わない、そして批判する気にもならない。これで首脳陣が変わるようであれば、またイチからやり直しだ。この無意味な時間を愚直に耐え、信じて従うしかない。

今日まで記事を続けた以上、簡単に投げ出してはいけないという思いはある。ただ試合を見ても何も感じなくなった。きっと選手や首脳陣も同じなのではないか。そんな精神状態で経験した打席一つ一つに意味があるのか?交代することで、ベンチから見守ることで自分を客観的に見ることだって出来る。そんなバッターの悩みに気付ける強いコーチはいない。

どんなに苦しくても楽しみがあればよい、選手もファンも同じ。それがなければ人はダメになる。自分を奮い立たせてテレビを点けたがスコアは8−2。地獄か?しかも無死満塁で内外野が前進守備。誰一人集中力など残ってないじゃないか。

何と戦うか?自分本位にならず、自分を知って戦うしかない。自分はどう思われているか、どのように攻めてくるか。それがハマれば成績は上がる、一つ掴めばきっと楽しくなる。

試合を見る機会は減るかもしれない、ただ少ない楽しみを見つけ無理なく応援を続けたい。