カープ戦が雨天中止となり気持ちが冷めてしまった。優勝が見えないから?負けが続くから?未来に期待が持てない?本当にそんな立派な理由だろうか。投手陣を見れば新しい顔ぶれが結果を残し続けており意外に未来は明るい。

ただ不満さは、それを含め物足りなさだろう。これまでの試合展開、選手の調子、監督の采配含め「ある程度」試合展開が決まってきた。6回のリード、非リードで結果が分かるとも話題になっているように、ある種安定感が出てきた。

打線の爆発、新戦力による大勝利が見たいというのはファンの願望、非現実的なものだ。先発投手の出来に賭け、12球団最弱と言われる打線がなんとか得点を取り投手と堅実な内野陣で守る。戦略として十分、これを投手が頑張って、野手がダメと決めつけて良いのだろうか。

おそらく対になっている。野手が今よりも打てば、そのぶん反撃に合うだろう。結果、投手の成績も下がる。今のチーム戦力はここでバランスが取れているだけ、大勝がなく大敗が目立つので得失点差は失点が目立つ。

そうなるとベンチメンバーを起用する理由はない、時期が来れば次世代レギュラー陣が上がってくるだろうがベンチには次世代のレギュラーを担う選手はおらず、石垣も力不足。少ないチャンスで代打枠を奪えるよう今は頑張るしかない。

結局この変わり映えのない展開に我慢できるか、強かった理想のドラゴンズに近づいている途中と割り切る仕方ない。その上で見る価値は薄い。せめて勝てればいいがそうは勝てない。

冷静に見れば順位は面白い位置にいる。このままカープ、ヤクルトと共に沈むか。それともタイガース、DeNAに食らいつくか。監督の在年数通りの順位になったね、経験の差が出たねで済めばセーフ。ルーキー監督に与田監督だけ負けたならアウトだ。

タイガース戦は平田、阿部に結果が出た。常に思考を働かせて打席に立つタイプの彼らに結果が出たのは意味がある。総合成績には目を瞑り、今後も一つでも多く貢献してほしい。

京田2番は仕方ない。2番最強説を語るほどドラゴンズに戦力は揃っていない。木下が調子いいとはいえ下位が弱すぎると試合にならないので大島の後ろに並べるしかない。比較的良いバッターに引っ張られて調子が出るかもしれない。

今後も試合は続く、不定期更新になるかもしれないが私も無理なく記事を続けたい。