CSがないとはいえ、Aクラスはドラゴンズにとって大きな目標だ。瞬間的とはいえ近づいた。欲もでる。もう1勝欲しいねぇ。

清水も期待値は超えた。攻撃の巡り合わせで降板したが、打線が常に攻撃を続け打順を回した結果だ。

野手陣は細かく見れば良いプレーも多い。追い込まれてからの渡辺のヒット、しっかりと遊ゴロを打った京田など、頑張って欲しい選手が結果を残せたのは大きい。2本ホームランを打たれリードを吐き出したが追いつかれなかった谷元。どこかで打たれるのがこの場面で良かったとポジティブに考えたい。

ビシエドの一発。大事な一発。モヤモヤした昨日の休暇を肯定する一発はチームを救う。マルティネスはドラゴンズ所属でいいのか?という球で抑えた。161km/h、しかもインコースにストライク。

打ち合いになり制したが、思うのはロースコアだったら勝てるのだろうかと。一発の可能性はDeNAに分がある。0-0などの投手戦の場合、いくらリリーフが頑張っても不利だろう。案外先発が早めに降板し互いに殴り合いした方が可能性はあるように感じる。

明日の福谷対濱口。自分たちの思い通りに試合が進むと思うのは甘いだろう。好投すれば必ず上回ろうとしてくる。相乗効果だって生まれる。完封が本人のモチベーションになっているかもしれないが、必須項目ではない。首脳陣は決断を迫られた時に個を選ばないことが大事だ。どちらが勝つかわからない楽しい展開を明日も期待したい。