見せ場なく負けた。ビジターで一度もリードを奪えない展開の絶望感はすごい。

打線が違いすぎる。加藤翔平のホームランで喜びたかったが上位打線から下位打線まで全てにおいて格下、交流戦の方がまだ楽だったのではないか。

そんな中、選手登録は加藤翔平のみ、なぜ捕手2人制という必要ないリスクを選ぶのだろうか。トレード加入の加藤にどれだけ期待を抱いているのか。ホームランが出た上でチームの課題は彼1人で解決しないことも明白になった。

既にチームは3番周平の賭けに失敗している、最終打席はガーバーと何ら変わりない。復活を待つ必要はないが代わりもいない。根尾も阿部も出番がないのに引き連れる、捕手木下の負担は増える。なのにベンチの野手を使わない。突然ベンチ人数が戻り12回制だったら野球できるの?と言いたくなる。

柳は2試合連続で負け。交わしたりボール先行でもカウントを整えるパターンを読まれている、コントロールもいいので尚更。だとしても他に手段はない。初回の村上もそう、積極的に攻めた場面だって仕方ない。手を全部見せるわけにはいかない。それでも神宮だからと先発完投を考えずに戦えば少しは変わるかもしれない。投手を変え捕手を変え、色々なパターンを出し尽くして抑える、そう思うと捕手2人制というセンスの無さは恐怖、木下最後まで強くバット握れるか?野手も同じようにあってなかったら即変える、何でそれが出来ないのだろうか。

捕手2人制を選択した理由はおそらく”2軍”に迷惑をかけたくないからだろう。捕手を一気に減らすことはできないと加藤の代わりに山下を渡す。そこに1軍の勝利を考える要素などない。2軍にしてみれば、当たり前のように過ごしていた加藤が取られる、気分は良くないからね、どっちが一軍だ。一つの組織で意思も価値観も統一しないといけないが、異常な状態。誰のせいかは分からないが今の2軍はいい選手を1人も上げてこないのは事実、もう6月だぞ?

個々が立派な人間だとしても組織として機能しない以上は解体すべき。たとえ叩かれようがクビになろうがチームを愛し続けるOBじゃないと続けられない仕事なのかな。

さてこのカード1勝できるのだろうか?明日は小笠原と小川。このカードに表ローテを当てたヤクルトの意地はすごい。休みが多かったドラゴンズ投手陣、頼むよ!心の保険のため、3タテされる覚悟もしておこう。