大野は4試合連続7イニングを投げたが敗戦投手、無失点じゃなきゃ負ける可能性はあるのは宿命、頼みの木下も結果出せず。

流石に采配が自分本位すぎ。自分都合で考えたところで好転しない。早く戦い方を切り替えられないのは何故か?それはスタメンで全力になっているから。左を多く起用するなら土田、高松を起用すればいい。代打を出しにくいメンバーで挑むと迷って立ち止まる。こだわった渡辺に代打を出したのが唯一の救い。

作戦も遅い8回に代走高松も出なかったし、状態を気にせずアリエルを起用し、福田の場面で犠打をさせず、大島の場面で犠打を指示する。「行き当たりばったり」と「臨機応変」は違う。ここは首脳陣に成長してもらうしかない。ただ打てそうにないからスアレスのエラーを誘い大量得点を狙ったと言われれば納得する。

試合を重ねるごとに首脳陣の続投問題が気になる。本当は全OBと関係者が一枚岩になり、コーチや次期監督の育成、世代交代を見せて欲しい。複雑な事情があるのだろうけども。

この3年間決して悪かったわけではない。投手、捕手の強さが備わった。今季は高松、三ツ俣など戦いの幅が広がる選手も出てきた。たまたま野手陣が落ちてきただけであって別に首脳陣が失敗したわけでもない。大野を外したり、開幕投手がヤケクソだったり、抑えがコロコロ変わる時代と比べれば全然今がいい。

ドラフトだってファンを喜ばしてくれている。直近は即戦力外と揶揄されるドラフトの影響で即戦力を敬遠しがちで高卒を多く取った。今年は改善するかのように即戦力野手を狙うとのこと、長打力を持った選手を取る意思、十分期待したい。

万が一外れた場合は繰上げせずに、残っている選手で1番の選手を選択して欲しい。その時は投手ばっかりになっても構わない、中途半端な選手を取らないことだけ気をつけてもらいたい。

投手を取りすぎた今までが問題ではない。コロナで投手起用の幅が狭まったこと、ベンチ要員が増えたことで戦い方は変わっている。ホームランバッターだって簡単に海外からくる時代は来ない可能性だってある。未来の野球のあり方を想像しながら一流選手を獲得して欲しい。